STORIES


清々しい程に全てハイファンタジイです。
同世界観の作品がございます。用語や歴史、設定中の諸々については下記リンクから。

・とある異世界を中心とした個人的創作まとめ
・脳内新ワールドオープン


【避けるチーズと贖罪の騎士】(完結・長編)2019

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ジン・タオモは腹を壊しながら走っていた。王国の宝物庫にあるという伝説のチーズを食べて、力が湧いてくるかどうかを確かめようとして、失敗したのだ。全ては、伝説のチーズの力を使って故郷を復活させるため。しかし、伝説のチーズは、ジョルマ・フォーツ王国の新宰相ネーロ・ヴォプロの手に渡ってしまった。それを取り返し、あるべき場所へ還すべく、ジン・タオモは策を練り始める。それから二年。ジョルマ・フォーツ王国第二王子カストーノの傍に仕えている近衛騎士ゴラン・ゴゾールが、主人公である。しかし、眠気に襲われたせいで、冒頭から罠に嵌められ、第二王子暗殺の濡れ衣を着せられ、大きな鳥で砂漠へ運ばれ、放り出された――
下痢から始まるヤケクソハイファンタジイ、クソだけに垂れ流して参ります!

【宵の種火は新芽を抱きて】(完結・長編)2018

カクヨム版(外部サイト)

齢十五歳、大樹サーディアナールの実を得る第一の試練の時、ヴィオライトは謀られ、親友エイデルライトに樹下へ落とされた。生死の境を彷徨った彼を助けたのは、〈烈火の魔女〉と呼ばれる魔獣退治人の少女、リェイ。やがて結ばれた二人の間には息子が生まれ、リュークと名付けられた……四年後、ヴィオライトの生存を知った樹上政府の〈竜の巫女〉ファイスリニーエは、父と息子の樹上への帰還を要請する。その折に巫女より聞かされたのは、人魚の歌姫が伝説の唱和を先導する時、サーディアナールは炎に包まれる、という精霊王クレリアの預言だった――
所謂「西洋中世風」からの脱却と、新たなる未知の世界を求めて。ガッツリ濃いめの炎上系シリアス・ハイファンタジイ。

【Sirdianna ―風の腕輪と覇王の剣―】(完結・長編)2017

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小説家になろう版(外部サイト)

母を喪い天涯孤独となって、中等学舎を中退し、魔石動力への学びと飛行機乗りへの道を断たれてから、一年。シルディアナの帝都、南街区の酒場「竜の角」に住み込みで働くラナは、ある日地下室でなされている密談を偶然耳にする。「竜の角」に訪れる珍客、一人の男との邂逅……やがて彼女は、シルディアナ帝国全土を揺るがす革命に巻き込まれていく。
魔石動力革命後、平面映像機、小型飛行機サヴォラ、凛鳴放送などが開発されたシルディアナ帝国の行く末を描く、近現代風マジックパンク・ハイ・ファンタジー。

【碧緑の森の守護者―約束―】(完結・長編)2008

カクヨム版

熱病に倒れた家族を救う為、薬草を探して森に迷い込んだ荒れ地の娘カレン。ドラゴンと出くわして大怪我を負った彼女は、運命的な出会いをする――
※2008年の作品をそのまま載せたので、表現や文章が定まりきっていない場合があります、ご留意くださいませ。

【刻印師の拾いもの】(短編連載・完結)2017

パンタポルタ連載ページ(外部サイト)

中央行政区、裏路地に存在する酒場“碧森堂”には裏の品書きが存在する。護身用の装飾品だ。革命後の混乱する社会の中で職や土地を失った元帝国貴族達と取引を行うのは、一人で店を切り盛りする女主人のエラ。多忙を極める彼女は、ある日素材の引き取りに赴いた先で、その場に似つかわしくない人物と出会うのだが……

2017年8月、ファンタジー系情報メディア「パンタポルタ」さまにて掲載された連載短編小説。初めて編集さんと一緒に創り上げた作品です。

その他作品

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